エネテクの現場から

2016.12.22 電気設備工事事業

草刈り=大事!

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雑草を甘く見てはいけません・・・

時には太陽光発電所の設備を破壊してしまうことさえあります!

『認定取り消し』という厳罰が規定された改正FIT法施行を間近に控え

雑草対策・除草処理は、発電事業者様にとって大きな問題と言えます。

 

除草を怠ると、時には設備を破壊してしまうこともあります。

写真は除草シートをしているにもかかわらず除草問題を抱えている発電所の例です。

見てお分かりの通り、発電所内の敷地内は防草シートが敷設されておりそれなりに効果を発揮しています。

基礎の杭と防草シートの境目から伸びている雑草は、予想以上に繁茂していますが

まだ致命的な問題には至っていません。

ですが、右側ではただの雑草の固まりだけではなくフェンスにまとわりついた雑草なのです。

この雑草のせいでフェンスが傾いてしまっています。

これは雑草があることで雨風の影響を受けやすく、想像以上の負荷がかかっていまうことが原因です。

このまま放置していると、いずれは倒壊してしまうでしょう。

 

来年(2017年)4月施行の改正FIT法により、安全性に問題があったりO&Mを適切に実施していない

産業用太陽光発電所は『認定取り消し』される懸念があります。

また、「改正FIT法施行後に設置された発電所が対象で、それ以前のものは対象外」という間違った認識をもった、発電事業者の方も多くおられます。

 

改めて確認しておきますが、改正FIT法は、既に発電を開始している既存の発電所もすべて対象となり

必ず対応しなければなりません。

近隣住民による通報を受け付ける窓口も設置されるので、特に外観で危険性を想起させるような場合は、

早急に対策を施すべきです。

写真のようにフェンスが傾いていれば、通報されることもあるでしょうし

子供がいたずらしてフェンスの下敷きになるかもしれません。

もっとひどい風が吹いたらフェンスが飛ばされて、近隣家屋に激突するかもしれません。

このような不安を近隣住民に与えないためにも、フェンス際の除草も適切に実施する必要があります。

 

必要がなければ、FIT法施行などは無いと思います。

必要があるから始まると考えると、やはりメンテナンスは大事です!

まずは「FIT法が何なのか」から当社にお問い合わせください。

分かりやすくご説明した上で発電事業者様にあったメンテナンスをご提案させていただきます。

 

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