エネテクの現場から

2017.05.18 電気設備工事事業

トラッキング現象

トラッキング現象

 

いよいよ梅雨の季節が近づいてきました。

これからの時期は電気に関する事故が多い季節となります。

 

湿気が多い時期に増えてくるのが漏電とトラッキング現象ですが、特に怖いのがトラッキング現象※1による火災です。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機など、コンセントを差しっぱなしにしている機器やデスクトップパソコンの中などに埃が溜まり、湿気を帯びてショート状態になり火花が出る現象です。火花が埃に引火し、火災となることも。
プレトラップコンセント※2の使用や、トラッキング防止カバーの使用で防ぐ事が可能です。また、デスクトップパソコンの後ろなど、こまめに掃除することもお勧めです。

 

エアコンを使い始める季節です、フィルターの掃除とコンセントの抜き差し確認をお勧めします。

 

 

※1トラッキング現象とは、主に、コンセントで起こる、熱による発火現象のこと。
長い間刺しっぱなしになっているコンセントの隙間にほこりが積もり、さらに湿気が加わると火花が発生しやすくなります。ほこりが焦げて炭化していき(「トラック」と呼ばれる導電性のある状態になる)、放電し、ますます熱が上がって発火し、火災に至ることがあります。

 

※2プレトラックコンセントとは、微小な放電電流を検知!トラッキング現象を確実に防止するコンセントです。

 

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