エネテクの現場から

2018.03.16 電気設備工事事業

エアコンと空調機

今や必要不可欠になりました、エアコン。

熱い夏には涼しくしてくれて、寒い冬には温かくしてくれるとても便利な機械です。

そんなエアコンと空調機の違いとはなんでしょうか。

 

一般的に住宅や小規模なオフィスなどで使用されることの多いエアコンは、『エアーコンディショナー』の略。

大型の店舗、工場、オフィスなどで使用されることの多い空調機は、『空気調和機』の略。

 

空気調和とは、空間や室内の空気の温度や湿度、清浄度を調整することです。

空気の清浄度を調整することは、外気を取り入れて有害なガスを希釈したり、臭いを取り除いたり

浮遊粉塵を取り除いたりすることなどです。

大勢の人が集まる室内は二酸化炭素濃度や水蒸気濃度が上がるため外気を取り入れてそれぞれの濃度を下げることが

大切な役割になります。

 

エアーコンディショナーは、外気を取り込む仕組みがほとんどありません。

エアーコンディショナーから吹き出している空気は、室内の空気を吸い込んでフィルターを通って冷温熱を受け取り吹き出していて室内の空気が循環しています。

室内の二酸化炭素濃度などを希釈するには、換気扇などを使って室内の空気の入れ替えなどをする必要があります。

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