エネテクの現場から

2020.05.14 BCP対策

ニュースでよく聞く「BCP対策」とは…?

技術開発課の奥寺です。

昨年は台風など大雨にて長期間の停電を強いられ、
日常生活や会社の業務に大きな影響を及ぼし、
現在は新型コロナウイルス感染症のまん延…

毎年予期せぬ出来事や災害が発生し、
各自心の準備と災害対策を練る事が当たり前といった昨今であります。

さて、BCP(事業継続計画)対策として皆様はどのように取り組んでおられますか?
BCP(事業継続計画)は「防災」と同じ意味と捉えられている方は多いのではないでしょうか?

BCP(事業継続計画)と防災はどう違う?

BCPと防災は異なるものです。

BCP:名称のとおり、非常時・事後に事業を継続させる計画
防災:事前に災害から身を守る対策・行動

という言い方でご理解いただけるでしょうか。

どちらも事前に検討する必要がありますが、
災害が起きてからも、いかにして重要な業務を停止させないかがカギになってまいります。

例えばBCP対策の状況によっては↓↓↓

という状況になり得る可能性がありますので対策が必要です。

BCPでよく聞く「72時間」って何の基準?

また、過去、阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめとする災害から学ぶところで、
「72時間」というワードが浮かんできます。

「72時間」はどこから出てきたワード?

その72時間の間、日常生活や業務を継続させるためには、
何といっても電力の確保は必要不可欠です。

72時間の電源確保にはLPガスがキーになる

その電力の確保として具体的に検討する第一歩は、発電機の設置。
⇒それも、劣化の無い「LPガス」を燃料とする発電機を選ぶことが、
重要なファクターとなります。

但し、安易に事業所内全ての電力を発電機でカバーさせようとすると、
莫大な費用が掛かる場合があります。

ですので、必要最低限な部分の電力を選定して、
それに合わせた発電機の容量を選択する作業が必要となります。

 

では、どの発電機を選定し、どこに設置できるのか?
どの電力消費部分を発電機でバックアップすれば得策か?

などなどお客様の疑問点全て、我々エネテクにご相談していただければと思います。

皆様のBCP(事業継続計画)対策に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後に、
BCPを策定し、届け出を行うことで、税制優遇や各種支援も活用できますので、
ご確認をお薦めいたします。

 

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