エネテクの現場から

2016.07.05 電気設備工事事業

電圧抑制

7.5

 

太陽光設備システムの電圧が電線内の電圧より高くなる時に、パワーコンディショナーが

電気事業法施工規則が定める規定の範囲を超えて運転するのを防ぐ為に電力出力を下げることを

電圧抑制といいます。

この電圧抑制により一時的に売電量が減少することがあります。原因は様々あり、ケーブルの

サイズや長さだったり周辺の建物の負荷の変動などがあります。

 

今回の施工では、抵抗値が小さい太めのケーブルを使用し、機器同士もできるだけ近くに配置し、

ケーブルもできるだけ短く配線することで電圧上昇を抑えやすくしました。

発電量がシュミレーションと違っていたり、天候が悪くないのに発電量が少なかったなど

気になる場合は電圧抑制を疑ってみてください。

 

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