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使用前自己確認もお任せ

今回、太陽光発電所の現場にて使用前自己確認を行ってまいりました。

500kW以上の太陽光発電設備は使用前自己確認を行うことになっています。

高調波測定や負荷遮断試験など電気設備が運用前に適切かを確認したところ、今回の現場では問題なく運用できることが確認できました。

今後もより良い試験ができるよう技術を高めていきます。

 

使用前自己確認とは

使用前自己確認とは、太陽光発電所を作り、設備を稼働させるにあたり、国が新たに定めた設備の安全確認作業の一つです。
保安法人である弊社にとっては日常的な言葉ですが、一般の企業様には馴染みのない言葉かもしれません。

「使用前自己確認って何?」「昔発電所を工事したけど初めて聞いた!」とお問合せをよくいただきます。
しかしながら、経産省が定めた、一定の規模以上の発電所を稼働させる為に必ず必要な試験となりますので、知らなかったでは済まない事態になります。

【参考】使用前自主検査及び使用前自己確認の方法の解釈(経済産業省サイト)

500kW以上の太陽光発電所には必須

すべての太陽光発電設備にこの使用前自己確認試験が必要と言うわけではありません。
太陽光発電の出力が500kW以上の高圧太陽光発電所には必須とする制度が平成28年11月30日より施行されました
(ちなみに2,000kW以上の特高設備は使用前自主検査という呼び方になります)。
該当する設備では、国が定めた試験項目を実施し試験結果を経済産業省に提出、受理してもらわなければ売電出来ないのです。

使用前自己確認で行う検査は大きく2つ

では、どんな試験が必要なのかですが、大きく分けて2つの試験があります。

1つ目は電気試験で太陽光発電所が安全に事故の可能性なく安全に稼働するかどうかを確認する試験と万が一事故が起きた場合正常に発電所が停止するかの試験になり、経済産業省の定める試験項目を実施します。
試験項目としては、

キュービクルの耐圧試験、外観検査(架台の強度確認)、接地抵抗測定、絶縁抵抗測定、絶縁耐力試験(夜間耐圧試験)※直列枚数×パネルの解放電圧=750V以上の場合(※750V以下でも実施するケースもあり)保護装置試験、遮断器関係試験、総合インターロック試験、制御電源喪失試験、負荷遮断試験、遠隔監視制御試験、負荷試験(出力試験)などの試験

となります。

2つ目は、野立て太陽光発電設備の場合、発電所を設置する地盤の調査とモジュールを設置する架台の杭の試験が必要となります。地盤の調査は名前の通り、地盤が脆くないか、重量のある発電所を工事しても問題ないかを調査します。
杭の試験項目は3つあり、杭の引抜強度・杭の押込み強度・杭の水平強度を測定し、基準値以上であるかを調べます。

電気の安全試験、地盤調査、杭及び架台強度の試験結果を報告書として経済産業省に提出し、安全と認められて初めて発電所を稼働売電開始できるということなんです。
これらすべての試験が使用前自己確認(使用前自主検査)と一般的に呼ばれます。
この一連の試験の運用は、平成28年から太陽光発電所に必要になっため、試験の存在自体をご存じ無い方も多く、特に最近、試験のご相談を受ける機会が増えています。

エネテクなら直流・交流もワンストップで

これらの試験は、一部に直流側の試験内容を含むため、通常の交流メインの保安を実施されている主任技術者様では実施困難な試験項目もあり、太陽光発電管理の経験豊富な弊社に相談を頂く機会が増えているようです。

弊社には主任技術者も多く在籍しており、特に特別高圧(特高)の発電設備・受変電設備の使用前自主検査では、外部の主任技術者と連携して検査を実施すとことも多く、豊富な実績と知識がございます。
発電所規模の大小にかかわらず、スポット的な試験など、お客様のニーズに合わせてさまざま点検が実施可能です。
どんな業者に依頼してよいか分からなかった、外注・委託先を探していたというような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
エネテクは関東、中部、関西の支社だけでなく、福岡や京都など全国にある営業所やサービスステーションで対応させていただきます。
お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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