エネテクの現場から

2016.08.23 電気設備工事事業

PCS温度抑制

8.23

 

ソラパト年間メンテナンスの契約をしていただきましたお客様へ

遠隔監視装置設置(てるてるモニター)を提案し、先日設置させていいただきました。

 

設置後、1週間ほど過ぎた頃、晴天時にもかかわらずアラートが飛んできた為

すぐに現場に駆けつけるとキュービクルとPCS4台、換気扇2台が設置してある電気室が非常に熱が

こもっていて室内温度が高くなっていました。

PCSを点検すると4台中3台が温度抑制により出力が制御されており、通常運転していたPCSが

9kwの発電量に対し温度抑制されていたPCSの発電量は5kwまで低下していたのです。

 

室内温度が40℃以上になると換気扇が作動される設定になっていたので、28℃以上に

設定を変更することを提案し2~3日様子をみましたがその後、アラートはなく

抑制は無事改善することができました。

 

設置して3年弱になる発電所で今回、遠隔監視装置を設置したことにより夏場の温度抑制による

発電量のロスにいち早く発見することができ効果が発揮されました。

 

 

◇対策前    〔PCS1〕53.2kwh〔PCS2〕64.8kwh〔PCS3〕55.6kwh〔PCS4〕48.4kwh

                                         =合計222.2kwh

◇対策後    〔PCS1〕69.4kwh〔PCS2〕69.0kwh〔PCS3〕69.9kwh〔PCS4〕67.6kwh

                                         =合計275.9kwh

 

        約54kwh改善 ※天候により変動するので正確な数値ではなくおおよそな数値になります。

 

ページ上部へ