エネテクの現場から

2020.02.21 電気設備工事事業

ポリ塩化ビフェニル(PCB)

本日は、お客様の受変電設備について、
PCB含有機器調査に行ってまいりました。

PCBとは人工的に作られた油状の化学物質で、
人体へ健康被害を及ぼす物質です。

主に受変電設備の変圧器や照明器具の安定器などに含有されていました。

1972年に国内製造が禁止され、
PCB含有製品の販売も法律で禁止されています。

30年程前から機器更新などで撤去する事業者様が急増しましたが、
当時はPCB廃棄処理施設が普及しておらず、
機器更新したものの、PCB含有機器を廃棄処分できず、
結局倉庫に保管しておく事業者様が多くいらっしゃいました。

現在は廃棄処理施設は多くあり、
PCB含有試験も安価になってきていますが、
倉庫に保管している事をお忘れの方がとても多くいらっしゃいます。

PCBは定められた期限までに廃棄しなければなりません。
<環境省の定める廃棄期限>
西日本は2021年3月31日まで。
東日本は2023年3月31日まで。

PCB含有機器の廃棄処分はお忘れではないですか?

エネテクではPCB含有機器の処分や機器更新も行っております。
少しでも心当たりがあるのであれば是非調査依頼を!!

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