エネテクの現場から

2019.12.03 BCP対策 再生可能エネルギー事業

蓄電池について

設計積算課の東です。

今回は太陽光自家消費と共にお問い合わせいただく機会が多い
蓄電池について記載いたします。

蓄電と言っても、様々用途があり、
仕様によって価格も大きく変わります。

今回は高圧受電のお客様に、
どの蓄電にどのような特徴があるのか例を記載します。

①サーバー室と小さなパソコンのみ蓄電回路にしたい
容量が大きくない場合、家庭用蓄電池の導入でも可能です。
システムも簡易的ですのでコストが安く抑えられます。
※目安として商品代のみで4kwh/1.5kw出力×2台で200万円前後の売価
(工事費・周辺材別途)

②ピークカットをしたい
負荷率30%程度以下のお客様にお勧めですが、
買電量を監視しつつ充放電を行うため、システムが複雑です。
コスト的にも高価となります。
負荷率が40%後半の場合は、電力が最適化されていることが多く、
ピークカットは期待できません。
※現在、海外製バッテリー品で商品のみでも30kwh/20kw出力で1100万円程度の売価
(工事費・周辺材別途)

③停電時でも冷蔵設備など大きな機械を稼働させたい
蓄電池はかなりの高額になります。
案件によって《億単位》のお見積りになることも多いので、
この場合はLPガスの発電機をお勧めします。

蓄電池を利用する場合のお勧めは、①の様に回路を特定しての導入です。

実際お客様のお声として多かったのは
・災害時にサーバーのみを活かし、被災の旨をお客様にメールを送ることができる環境であること
・従業員の携帯の充電が可能である事
・非常食用のお湯が沸かせる事
等がありました。

お客様のご要望やイメージされているコスト感によってヒアリングを行い、
EGGSを含めた最適な選定を致します。

 

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