エネテクの現場から

2023.11.01 保安保守管理事業

自家消費型太陽光パネル点検にドローンを! 太陽光発電のメンテナンス効率化

ご覧いただき、誠にありがとうございます。
関西支社の渡辺と申します。

先日とある太陽光発電所にて、ドローンを使った点検を実施いたしました。

好天に恵まれ、空高く舞い上がるドローンの姿は感動的でした!

さて、ドローン点検では、サーモグラフィー【IR機能】で検出しますので、
不具合箇所がシンプルに分かりやすく、高評価をいただいております。

例えば

クラスタ故障

未発電ストリング

など「見えないものを可視化」することで、より早く!より明確に!
不具合を発見することが可能です。

適切なタイミングでメンテナンス作業を行い、
発電効率を最大限に保つことは非常に大切ですよね。

ドローンを太陽光発電所で利用するメリットは、他にもございます。

1.メンテナンスの効率化
ドローンは高い場所に発電所が設置されていてもアクセスが可能なため、高所作業を避けることができ、安全性の向上に役立ちます。また、離隔が確保されていない発電所においても、作業員が立ち入ることなく点検ができます。

2.コスト削減
ドローンを使用することで、人的コストや時間的コストを削減することが可能です。点検のための停電作業が短くて済むことは、大きなメリットですよね。

3.データ化
従来は人の目で点検を行っていましたが、ドローンの高解像度カメラやセンサーによって、データを効率的に収集できるようになりました。また、点検履歴をデータ化することによって、経過が確認しやすくなります。
従って、異常が発生した際には初動が早くなる分、維持管理に大いに役立つでしょう。

この他にもメリットはございますが、代表的なものは以上です。
もはやドローンは太陽光発電所の運用とメンテナンスにおいて、
重要なツールとなっていますね。

せっかくなので、ドローン点検のデメリットもご紹介しておきます。

1.天候の影響
雨風などの悪天候ではドローン飛行に影響を及ぼすため、予定された点検作業が実施できない場合がございます。
そのため、順延を見越してのスケジュール想定が必要です。

2.作業時間の制約
バッテリー寿命に制約があるので、飛行時間は限られています。
大規模な太陽光発電所ですと、全ての点検や監視を一度に行うことが困難な場合が考えられます。

3.テクニカルスキルが必要
ドローンの操作にはテクニカルスキルが求められるため、トレーニングとライセンスが必要です。

4.飛行禁止区域など法的制約がある
飛行場付近では、ドローンが飛行禁止区域に制定されています。
たとえ飛行可能エリアであっても、土地の管理者の許可等が必要であったり、
人口集中地区や高圧送電線付近など規制があったりする場合がございます。

以上のデメリットが挙げられます。

しかし、ご安心ください!

テクニカルスキルを十分に兼ね備えた技術担当者が、責任を持ってドローン
操作をさせていただきます。

我々エネテクが長年培ってまいりました専門技術でデメリットをカバーいたしますので、
きっとお役に立てるはずです!
(あいにく天候や法的制約には適いませんが…)

エネテクでは、業界に先駆けてドローン点検を標準化しておりますので、
多数の実績とノウハウがございます。

太陽光発電所メンテナンスでお困り事がございましたら、
エネテク【ソラパト】まで、お気軽にご相談ください。

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