エネテクの現場から

2021.11.30 電気設備工事事業

キュービクル交換工事

建設営業部の満留です。

先日、小牧市のお客様にて高圧受変電設備(キュービクル)の交換工事を行いました。

お客様の業務の都合上、夜間工事でキュービクルは建物の屋上に設置されていたため25tクレーンを使っての作業でした。

まず、中部電力パワーグリッドさんに電気を遮断(開閉器操作)をして頂きその後キュービクルの撤去作業に取り掛かります。

今繋がっている高圧ケーブルや電線をブレーカーから取り外し、傷がつかない様に養生をして、キュービクルを吊り上げます。

25tクレーンを使用して地上に下ろし、新しいキュービクルを屋上に設置致し高圧ケーブルの接続や電線をブレーカーに接続して完了です。

 

また、既設キュービクルを廃棄するためには、変圧器(トランス)の絶縁油にPCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれているかの分析を行わないといけません。

PCB分析の結果、基準値以下の数値であれば一般の産業廃棄物として処分できますがもしPCBが基準値以上含まれていた場合は、専門の処分機関でしか処理できず高額な費用が掛かってしまいます。

各変圧器メーカーのHPにてPCB含有の疑いがある型番などが掲載されておりますので一度、高圧受変電設備を管理されている主任技術者にご相談してみてはいかがでしょうか。

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