発電量低下の原因調査
関西支社 中林です。
先日、お客様からのご依頼で
徳島県の某発電所にて発電量低下の原因調査を行いました。
今回、発電量が例年に比べ悪いため、
原因を調査してほしいとのご依頼でした。
置き基礎架台のため、
草の繁茂による影の影響を受けやすいのは事実ですが、
草だけの影響なのか、製品に不具合があるのかを目的として調査しました。
<調査結果>
事前測定の結果、
製品に異常は見受けられず、
雑草繁茂の影響が軽微な良品ストリング2回路を抜粋し、
遮光シートを用いてストリングに影がかかった状況をシミュレーションして
I-V特性測定を実施すると、
雑草の影の影響を受けているストリングと類似した測定結果が出ました。
この結果から、
今回の発電量の低下は雑草の影の影響と判断できました。
お客様には除草作業を行うことを推奨させていただきました。
当社のメンテナンスサービス<ソラパト>は、
発電所の安定した継続的な稼働をお手伝いさせていただきます。
異常を検知するだけでなく、
原因の追究までできるのはソラパトだからこそです。
太陽光発電に関するお困りごとがあれば、
是非一度エネテクへご相談ください。