小規模事業用電気工作物の使用前自己確認を実施しました!
いつもエネテクブログをご覧頂きありがとうございます。
O&M技術本部 関東オペレーションセンターの相原です。
2023年3月20日より電気事業法が改正され、太陽光発電設備の場合、連系出力が10kW以上になると使用前自己確認の実施が義務化されております。
【詳細情報】(日経BP弊社連載記事リンク)
①「使用前自己確認」が低圧事業用に拡大、住宅でも必要な場合も
新制度が始まり約2か月半、弊社でも小規模事業用電気工作物の使用前自己確認の点検に入る機会が増えております。
小規模事業用電気工作物の場合、パワーコンディショナがJET(一般財団法人電気安全環境研究所)などの認証品であれば外観検査、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定以外の試験は免除されます。
その他、必要な試験項目には含まれておりませんが、開放電圧の測定や増し締めを実施しております。
開放電圧を測定していると、図面と実際のストリング接続順番に相違があるケースが時々あります。
(例)
・ストリングNo.1 図面:7直列 実際:6直列
・ストリングNo.2 図面:7直列 実際:6直列
・ストリングNo.3 図面:6直列 実際:7直列
発電には影響ありませんが、お客様にご報告すると感謝されます。
エネテクはこれからもお客様の設備を安全・安心にお使い頂けるよう点検して参ります!