エネテクの現場から

2023.11.24 保安保守管理事業

○○の季節!?

関東支社O&M戦略チームの野口です。
いつもエネテクブログをご覧いただきありがとうございます。

今年は秋が短く、あっという間に冬を迎えた感がありますが、
毎年、11月を過ぎた頃から急激に増えるものがあります。

それは太陽光発電所の「ケーブル盗難」です。

恐らく、日が短くなって夜の時間が長くなったことから、
太陽光発電所の稼働時間が減るのと反比例して、泥棒が暗躍する時間が増えるのかもしれません。

今日も、先日盗難された千葉県内の大型太陽光発電所の保険会社の査察を受けている最中に、
群馬県の主任技術者から電話が鳴りました。

電話を取ると「キュービクル以降のケーブルがすべて無くなっています!」という内容でした。
(保険査定の会社の方も苦笑いしておりました…)
肌感覚としては、毎週複数の発電所が盗難を受けている感じがします。

写真のようにフェンスも簡単に破られ、大型PCSも元からバッサリとケーブルが切られ、
キュービクルからPCSまでの地中の太い幹線ケーブルも力ずくでごっそりともぎ取られており、
強引にケーブルを引き抜かれたため、PCSの端子台が折れて壊れてしまいました。

しかも、この壊れた大型PCSのメーカーは既に倒産しており修理ができないので、
復旧工事には新しいメーカーのPCSを発注しなければなりません。

保険会社も支払いが多くて大変だと思いますが、太陽光発電も投資事業として考えた場合、
最近はこういったリスクも考慮した上で事業を考えて行かないといけないですね。

もし急な盗難などがあってお困りの際には、弊社施工以外でも迅速に対応いたしますので、
太陽光発電工事とメンテナンスのプロフェッショナル企業のエネテクにお気軽にご相談ください。

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